野球部

3年間の集大成(野球部)

 7月12日(金)に白河グリーンスタジアムにて相馬東高校と対戦いたしました。夜から降り続く雨の影響で試合開始が遅れる中、田島先攻で試合が始まりました。初回、1番主将の渡部蓮(3年)がライトオーバーの二塁打でチャンスをつくると、4番星真斗(3年)のライトオーバーの適時二塁打で幸先よく先制します。しかしその裏、死球や失策からチャンスをつくられると、犠飛や2点適時打で逆転を許します。3回表に湯田将斗(3年)の適時打で1点差に詰め寄るものの、3回裏には2点適時三塁打を許し2対5となります。6回表には星心(3年)の適時打と星心・湯田凱(3年)のダブルスチールが成功し、1点差に迫ります。8回裏に1点を追加されてしまいますが、2点差を追う最終回、佐藤大(1年)の気迫の内野安打などで2死1・3塁のチャンスをつくります。しかし、あと1本が出ず、4対6で敗戦となってしまいました。

 結果的に敗れてしまいましたが、新チーム始動以降ベストゲームだったと思います。3年生が随所に活躍したことはもちろん、野球ができる喜びをプレーで表現し、思う存分野球を楽しんでくれた3年生から多くの成長を感じることができたからです。今の3年生は常に部員不足に悩まされ、連合チームも経験しました。冬場の地味で苦しい練習にも音を上げることなく乗り越えてきました。4月になっても単独チームとしての出場が危ぶまれる中、助っ人部員の協力を得て夏の大会を迎えることができました。そんな苦しい歩みをしてきた3年生を誇りに思います。そして、この試合には吹奏楽部や生徒会役員を中心に総勢50名の応援団にも球場に足を運んでいただきました。7回のミーティング中に響き渡った校歌はものすごい声量で力をもらいました。試合後には野球部の生徒とともに涙を流す生徒が多数いて、応援団に感謝するとともに3年生達の頑張りが報われた気持ちになりました。3年生はこの日の財産を大切に更に活躍してくれることを願っています。本当にお疲れ様でした。