南会津学

南会津学で実施した様々な探究活動内容を紹介します。

とうぶデー!への参加について

 令和4年10月2日(日)、本校第2学年生徒5名が、東京スカイツリータウンで開催された東武鉄道創立125周年&東京スカイツリータウン10周年「102東武鉄道すごろくの旅」に参加しました。

 東京スカイツリーを見上げる特設ステージにおいて、本校や南会津町、総合的な探究の時間を活用して取り組む「南会津学」における発酵新商品の開発などについて紹介した後、イベント会場内に準備していただいた本校のブースに移動し、地元産の甘酒、ヨーグルト、トマトを使用したカップスイーツ、南会津町商工観光課からご提供いただいた南会津町のゆるキャラ「んだべぇ」クリアファイルとステッカーなどを配布しました。

 カップスイーツは、昨年度、現第3学年の生徒たちが、県観光交流課の「ふくしま発酵ツーリズム推進事業」に参画して考案したもので、今回のイベントに合わせて、会津アストリアホテルに制作していただきました。50個限定での配布でしたが、開始から15分弱でなくなってしまいました。お客様からは、「とても美味しかった。」、「南会津に行きたくなった。」、「新しい商品の開発も頑張って。」など、たくさんの温かいお言葉をいただきました。

 カップスイーツの配布終了後に、お子さま連れのお客さま中心に配布した「んだべぇ」クリアファイルも好評で、30分ほどでなくなりました。

 今回の貴重な経験を生かしながら、「南会津学」における地域探究活動を進めていきます。

とうぶデー!参加に係る南会津町長表敬訪問について

 本校第2学年生徒の代表が、令和4年10月2日(日)に東京スカイツリータウンで開催される東武鉄道創立125周年&東京スカイツリータウン10周年「102東武鉄道すごろくの旅」に参加し、ステージ発表を行うとともに、昨年度、現第3学年生徒が県観光交流課の「ふくしま発酵ツーリズム推進事業」に参画して考案した地元産の甘酒、ヨーグルト、トマトを使用したカップスイーツを、お客様にプレゼントします。

 それに先駆けて、令和4年9月30日(金)、第2学年生徒4名、髙橋喜智校長、第2学年主任の佐藤拓教諭が、カップスイーツ制作にご協力いただいた会津アストリアホテルの鈴木昭弘営業部長とともに、南会津町役場に渡部正義町長を表敬訪問しました。髙橋校長が、渡部町長と星英雄教育長にイベント参加を報告した後、実際にカップスイーツをご試食していただきました。渡部町長からいただいた温かい応援の言葉と味に対するお墨付きを背に、東京で本校や南会津町、地域の発酵文化などについてPRしてきます。

 

活動成果報告会(田島高等学校 × 福島大学食農学類)が開催されました。

 今年度、総合的な探究の時間の「南会津学」における新たな挑戦として、福島県観光交流課の「ふくしま発酵ツーリズム推進事業」に参画し、2年生17名が地元素材を生かした発酵新商品の開発などに取り組んできました。

 また、南会津町では、福島大学食農学類農業経営学コースの3年生の皆さんが、水田と園芸を両軸とする農業のこれからについて探求なさっています。

 令和4年1月17日(月)、ともに南会津町を研究のフィールドとする福島大学食農学類と本校が合同で、「活動成果報告会-食と農から南会津町を盛り上げる提案-」を開き、今年度の研究の成果を報告し意見交換することを通して、南会津町を活性化する方法を考えました。

活動報告会チラシ

 

 報告の内容は、次のとおりです。

〇 田島高等学校

 ・ A 班:南会津で進む人口減少と高齢化~発酵で町に活気を~

 ・ B 班:会津の発酵と創作料理~日本人の米離れ~

 ・ C 班:南会津町民の健康について~発酵と長寿の関連性~

 ・ D 班:健康への第一歩~発酵に通じた町おこし~

本校生による報告①

 

 

本校生による報告②

 

〇 福島大学食農学類

 ・ 水田班:水田農業の活性化―蕎麦と日本酒からの提案―

 ・ 園芸班:南郷トマト産地の振興―労働、加工、域内流通の考察―

 ・ 政策班:食と農を活かした地域振興政策―ふるさとサポーター、グランピングの提案― 

福島大学食農学類生による報告

 

意見交換(質疑応答)

 

 報告と意見交換終了後には、福島大学食農学類農業経営学コースの学生の皆さんが試作を重ねて完成させた、南会津町産の福島県オリジナル米「里山のつぶ」と福島県産の野菜を使用した炊き込みご飯の提案があり、おにぎりを試食しました。

 今回の報告会は、本校生にとって、大学生と交流することにより、これまで進めてきた研究に対する視野を広げ、思考を深める貴重な機会となりました。

 ここをスタートとして、今後、食農学類の先生に地域調査の進め方についてご講義いただいたり、学生の皆さんと共同で研究したりする機会を設けていきたいと考えています。

 なお、報告会の様子につきましては、福島大学食農学類のホームページにも掲載されていますので、是非ご覧ください。

 福島大学食農学類のホームページはこちらへ

2学年南会津学中間発表会

 9月28日に2学年にて南会津学中間発表会を行いました。今回は各班でパワーポイントを作成し、5分での発表となりました。医療、ゴミのポイ捨て問題、観光、老舗、教育、食品ロス、林業など、幅広い分野の課題をもとに、創意工夫を凝らした仮説を立てることができていました。発表後には、活発な質疑応答も行われ、新たな課題も見つかりました。また、南会津町役場の方と会津大学短期大学部の先生方にも来校していただき、貴重なアドバイスをいただきました。2月の発表会では、今回の反省を生かし、より良い発表会に出来るよう探究を続けて参ります。

地元企業に学ぶ発酵食品

7/27(火)に福島県観光交流課の事業の一環で、地元南会津の発酵食品について学ぶ機会をいただきました。開当男山酒造の渡部様からは、お酒の発酵に関する講義を、角田ミルクプラントの角田様からは、ヨーグルトに関する講義をいただきました。これからも地元企業から多くを学び、各班が設定した課題解決に向けて探究活動を進めていく予定です。

1学年 南会津学報告会

 2月19日(金)に総合的な探究の時間を活用しながら1年間かけて進めてきた南会津学の報告会を実施しました。現在の南会津町の課題、そしてその課題を解決するための仮説を考え、検証していく活動です。今年度はコロナ禍の影響で外部に出て調査する機会は制限されましたが、それぞれの班が創意工夫を凝らしながらまとめまで活動を進めることが出来ました。発表方法はポスターセッションを採用し、人前で話をする力も身に付いたのではないかと思います。来年度も継続して南会津学を行っていくので、今年度の反省を生かしながらより良い探究活動にしていきたいと思います。


【1学年 探究テーマ】
▷観光客の減少を食い止めるには

 

 

▷南会津の観光産業についての取扱説明書

 

 

▷Sports&Health from南会津

 

 

 

▷未来へ繋ぐ南会津町の伝統文化

 

 

▷プロフェッショナル 平野の流儀

 

 

▷中高生の郷土料理離れを解決しよう

 

 

▷知名度を上げよ!!南会津町の春秋イベント!

 

 

 

▷見ろ!!!ハザードマップ

 

 

 

▷アニマルハンター

 

 

 

▷つくろうCM 増やそう 観光客

 

 

▷Webサイトで特産物を知ってもらお!

 

 

 

▷廃校活用計画!!

 

 

▷田舎暮らししちゃうぞ!

 

 

 

1学年ミニ発表会

 6月16日(火)の総合的な探究の時間を活用し、ミニ発表会を行いました。今回は1班3名のメンバーで「南会津の魅力について」2分間程度の発表を行いました。限られた時間の中で、資料や写真を用意する班やコントをする班、小道具を用意する班など創意工夫された発表となりました。今回の経験を通して人に何かを伝える難しさを痛感したのではないでしょうか。今回の経験をこれからの学習に生かしていきたいと考えています。

令和2年度1学年 南会津学始動

 5月下旬より週に1度の総合的な探究の時間を活用して令和2年度の南会津学を行っていきます。1学年としては「南会津町の魅力」に焦点を当てて探究学習に取り組んでいきたいと考えています。答えがないからこそ面白いのが探究学習です。様々な活動を通して有意義な時間にしていきたいと思います。

2学年 南会津学 中間発表

 9月17日(火)、2年生の南会津学における中間発表を行いました。

 発表方式は「ワールドカフェ方式」という聞きなれない方法。これは、班のメンバーを1名の発表者と残りの「旅人」に分け、旅人が他の班を回りながら発表者の説明に対して意見交換をする、というものです。

 生徒たちは慣れない発表形式に戸惑いながらも、だんだんと意見を述べられるようになりました。意見は「プラスの感想」と「新たなアイディア」の2種類を付箋紙を用いて伝えることとし、いろいろな視点から意見交換をすることができたようです。

 今後は、得られた意見をもとにさらに深く各班のテーマを研究していく予定です。